
暑い。いつもの北京より今年は暑い。
写真の解説。 左上は、スタート直後。天安門を背景に。まだ余裕だ(当然だけど)。 右は、35キロ過ぎ。辛くて、痛くて泣きながら走っているぴろてぃ。ちっちも泣いたけど、鬼になって、 「歩くな。ゆっくりでも走り続けろ」 といった。 その下は、ゴールを喜びあう、ぴろてぃとちっち。 左下は、ぴろてぃゴールの歴史的瞬間。 右は、ちっちの力走。ぴろてぃが撮ってくれるというので、お願いした。まだ余裕があるけど、この先撮る余裕がなくなるとのことでここで撮ってもらった。
最初のスタートでロスタイムが1分30秒。予定としては30秒以内にと思ったけど、1分余慶にかかった。でも焦らないで行こう。 道は広いので、混雑しているものの東京マラソンに比べると走りやすいはずだ。キロ5分35秒くらいのペースで走った。
最初は余裕だったけど、25キロ過ぎから口数がほとんどなくなった。 30キロからは辛くて泣いていた。 どこまで行けるだろうか。ペースを落とさないでがんばっているぴろてぃを引っ張った。でも若干落ちている。給水はちっちが取って渡した。できるだけそのまま走ってほしい。余分な動きをするとリズムが崩れるからだ。立ち止まって飲もうするぴろてぃを 「止まるな、走れ」 という鬼のちっち。
35キロを過ぎた。 もうぴろてぃの体は限界を超えていた。足が痛い。ペースがガクンと落ちた。それでも止まらないで走り続けている。足に水をかける。気温がいつもより高い。首にもかける。 41キロ過ぎ、李さんの会社の前を通り過ぎた。
もうゴールのオリンピックスタジアム(鳥の巣の隣)は見えている。あとは気持でがんばるしかない。競技場に入った。写真を撮ると、ちっちは、ぴろてぃのゴール写真を撮るためにペースを上げた。なんとぴろてぃのペースも上がった。最後のがんばりを見せてくれた。
そして感動のゴール。苦し泣きが感動の涙に変わった。ちっちも泣いた。このシーンは一生忘れない。 目標のサブフォーはソウルマラソンまでお預けとなったけど、それは、マラソンの神様の御心。それでもゴールはぴろてぃをやさしく迎えてくれた。本当によくがんばったね、おめでとうって。
以下、ペースだよ。ペースが全てを物語っている。 〜10キロ 55分51秒(5キロのラップが計れず) 〜15キロ 27分52秒(1時間23分43秒) 〜20キロ 28分13秒(1時間51分57秒) (ハーフ 1時間57分) 〜25キロ 27分35秒(2時間19分32秒) 〜30キロ 28分06秒(2時間47分39秒) 〜35キロ 29分50秒(3時間17分30秒) 〜40キロ 32分38秒(3時間50分08秒) 〜ラスト 16分24秒(4時間06分24秒) ネットタイムでは4時間05分55秒 若干のずれがあるかも。
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